2023年08月一覧

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三井不動産が続伸、第1四半期の営業利益など2期連続で最高を更新、再び出直り強める

■四半期純利益も2期連続で最高を更新 三井不動産<8801>(東証プライム)は8月7日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は2887.5円(50.5円高)まで上げて再び出直る相場となっている。4日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年4~6月)で営業利益と親会社株主に帰属する四半期純利益が第1四半期としての最高を2期連続更新し、好感されている。 23年4~6月の連結業績は、営業利益が前年同期比4.3%増の804億10百万円となり、第1四半期としての最高を2期連続更新。..

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京写は上値試す、24年3月期1Q大幅増益で通期上振れの可能性

 京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーで、片面プリント配線板については世界最大の生産量を誇っている。中期成長に向けて6つの重点戦略(グローバル生産・販売戦略、企業間連携戦略、効率化戦略、技術戦略、財務戦略、人財戦略)を推進し、独自のスクリーン印刷技術を活用してグローバルニッチトップメーカーを目指すとしている。24年3月期第1四半期はベトナムにおける受注増加や為替の円安効果などで大幅増益だった。そして通期も大幅増益予想としている。第1四半期の好調を..

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ジェイエスエスは上値試す、24年3月期増収増益・連続増配予想

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)はスイミングスクールを全国展開し、スイミングスクール特化型企業では首位の施設数を誇っている。水泳指導技術を活かした商品開発の強化を推進するとともに、スイミングにとどまらず健康運動への取り組みも推進している。24年3月期は増収増益で連続増配予想としている。水中ウォーキングプログラムの深化や水中バイク以外のプール対応型マシンの製品化など、成人集客に向けて大人への訴求力強化を推進する方針だ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は..

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クリナップは24年3月期1Q減益だが売上順調、通期大幅増益予想据え置き

(決算速報) クリナップ<7955>(東証プライム)は8月4日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。利益面は原材料・エネルギー価格高騰などの影響で減益だったが、売上面は高付加価値製品の拡販などで増収と順調だった。そして通期の大幅増益予想を据え置いた。高付加価値製品の拡販に加えて、さらなる原価低減・生産性向上を推進するとしている。第1四半期は減益だったが期初時点で上期は減益の計画である。積極的な事業展開により通期ベースでの収益拡大を期待したい。株価は地合い..

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ジャパンフーズは24年3月期1Q増収増益と順調、通期大幅増益予想据え置き

(決算速報) ジャパンフーズ<2599>(東証スタンダード)は8月4日の取引時間中に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。増収増益と順調だった。原材料費や人件費の増加などコストアップ要因があったものの、新製品の受注などにより受託製造数が増加し、生産性向上(コスト改善)なども寄与した。そして通期の大幅増益予想を据え置いた。受託製造数増加、さらなる生産性向上効果を見込み、売上拡大・単価向上に向けて新製品受注、新規顧客獲得、新たな販売領域拡大にも取り組む方針としている。積極的な..

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TACは24年3月期1Q減益だが通期2桁営業増益予想据え置き

(決算速報) TAC<4319>(東証スタンダード)は8月4日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。減収減益だった。法人研修事業は堅調に推移したが、民間企業の採用意欲の高まりなどで特に学生を主な受講生層とする講座への申し込みが低調となり、出版事業における巣ごもり需要反動減も影響した。ただし通期の2桁営業増益予想は据え置いた。個人教育事業の早期回復、新たな事業領域への挑戦、株価資産倍率(PBR)改善施策などに取り組む方針としている。第1四半期は減益だったが..

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生化学工業は24年3月期1Q大幅増収増益、通期減収減益予想据え置きだが上振れの可能性

(決算速報) 生化学工業<4548>(東証プライム)は8月4日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。ロイヤリティーの増加、中国向けアルツや国内医薬品の販売数量増加などで大幅増収増益だった。通期減収減益予想は据え置いた。海外製品出荷時期の影響、医薬品原体・医薬品受託製造およびLAL事業の前期の反動、燃料費高騰、増産体制整備に伴う一時的な原価率悪化などを見込んでいる。なお第1四半期の各利益は通期予想を超過達成したが、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI-6603の承..

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クレスコは24年3月期1Q営業減益、経常・最終増益、通期増収増益予想を据え置き

(決算速報) クレスコ<4674>(東証プライム)は8月4日の取引時間終了後に24年3月期第1四半期連結業績を発表した。受注が好調に推移して増収だが、営業利益は人件費や教育費の増加、複数の不採算プロジェクト発生により減益だった。経常利益と親会社株主帰属四半期純利益はデリバティブ評価損益の改善により増益だった。通期の増収増益予想は据え置いた。不採算プロジェクトに関する損失引当が第1四半期に完了しており、第2四半期以降は不採算プロジェクトの早期収束や他の案件でのリカバリーを目指す..

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アステラス製薬はV字急反発で始まる、加齢黄斑変性の治療薬米国で承認

■業績への影響を「軽微」ではなく「精査中」としたため期待強い アステラス製薬<4503>(東証プライム)は8月7日、買い気配の後6%高の2107.5円(116.5円高)で始まり、4取引日ぶりに2100円台を回復、V字急反発の始まりとなっている。同日朝8時、「地図状萎縮(Geographic Atrophy:GA)」を伴う加齢黄斑変性の治療薬として開発中の『IZERVAY』硝子体内注射液について、米国食品医薬品局(FDA)から8月4日(現地時間)に承認を取得したと発表、注目が集..