2023年08月一覧

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加賀電子は上値試す、24年3月期1Q減益だが計画超で通期上振れ余地

 加賀電子<8154>(東証プライム)は独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。半導体・電子部品等の商社ビジネス、電装基板製造受託のEMSビジネスを展開し、成長に向けて収益力強化、経営基盤強化、新規事業創出、SDGs経営を推進している。8月16日にはメキシコにおけるEMS生産体制強化・拡充をリリースした。24年3月期第1四半期は電子部品事業における前期のスポット需要の解消などで減収減益だったが、営業利益は社内計画を大幅に上回る水準で着地した。通期予想は据え置いて、コロナ禍..

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建設技術研究所は高値更新の展開、23年12月期は一転増益予想

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタント大手である。成長戦略として、グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指すとともに、インフラ整備を通じた「サステナビリティ」の実現にも取り組んでいる。23年12月期第2四半期累計は受注が好調に推移し、特に国内事業の業務が想定以上に進捗して大幅増収増益だった。そして通期予想を上方修正し、従来の減益予想から一転して増益予想とした。国内事業において受注が好調に推移していることに加えて、業務単価上昇や業..

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生化学工業は反発の動き、24年3月期1Q大幅増収増益、通期上振れの可能性

 生化学工業<4548>(東証プライム)は関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野を主力とする医薬品メーカーである。成長戦略として独自の創薬技術を活かした研究開発を加速させている。24年3月期第1四半期はロイヤリティーの増加、中国向けアルツや国内医薬品の販売数量増加などで大幅増収増益だった。通期減収減益予想は据え置いた。海外製品出荷時期の影響、医薬品原体・医薬品受託製造およびLAL事業の前期の反動、燃料費高騰、増産体制整備に伴う一時的な原価率悪化などを見込んでいる。第1四半期の各..

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松田産業は調整一巡、24年3月期減益予想、1Q進捗率は順調

 松田産業<7456>(東証プライム)は、貴金属・環境・食品分野のソリューション提供企業として貴金属関連事業および食品関連事業を展開している。成長に向けた基本方針として、積極投資継続による収益基盤強化と新規収益源創出、持続的成長を加速させる経営基盤の強化、ESG経営の推進による企業価値向上を掲げている。24年3月期第1四半期は貴金属関連事業における販売量減少などで減益だった。そして通期の減益予想を据え置いた。貴金属関連事業では半導体・電子デバイス分野の生産低下に伴う取扱量減少..

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レンゴーが一段高、「物流の2024年問題」関連株として2年ぶりの高値に進む

■朝、テレビ経済番組で紹介され一段と注目強まる レンゴー<3941>(東証プライム)は8月23日、再び一段高となり、午前9時30分に975.0円(31.1円高)まで上げて約3週間ぶりに年初来の高値を更新して2021年6月以来の高値に進んでいる。8月3日に発表した第1四半期決算(2023年4~6月・連結)は前年同期比で営業利益76%増加するなど好調で、このあたりから株価も動意を活発化。23日は、朝のテレビ経済番組で「物流の2024年問題」に関連する企業として紹介され、一段と注目..