2023年07月一覧

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保険、銀行株が軒並み上げ第一生命HDは4%高、日銀「金利上限超え容認案」と伝えられ金利上昇の観測

■10年国債利回りは「上限」を上回る 第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)は7月28日、出直りを強めて始まり、取引開始後は4%高の2804.0円(109.5円高)まで上げて約半月ぶりに2800円台を回復している。日銀の金融政策決定会合(7月27、28日)を巡り、日本経済新聞電子版が「日銀、金利操作を柔軟運用、上限0.5%超え容認案」(7月28日午前2時)と伝え、金利上昇観測が広がった。市中金利が上がれば資産運用環境が好転する。保険株、銀行株は軒..

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マーケットエンタープライズ、京都市とリユースに関する連携を開始「おいくら」で不要品リユースを促進し循環型社会形成へ

■不要品は捨てずに再利用し廃棄物削減 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)と京都市(市長:門川 大作)は、2023年7月27日(木)から、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートすると発表。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、京都市と共に循環型社会の形成と廃棄物削減を目指していく。■背景・経緯 京都市のごみ受入量は、精力的なごみ..

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日清製粉G本社は続伸基調で始まる、第1四半期34%増益など好感

■加工食品事業が好調、価格改定の効果も 日清製粉G本社(日清製粉グループ本社)<2002>(東証プライム)は7月28日、続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の1818.0円(80.0円高)まで上げて約1か月ぶりに1800円台を回復し、出直りを強めている。27日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年4~6月)が売上高10%増、営業利益34%増となるなど好調で、見直し買いが流入する始まりとなった。 第1四半期は、製粉事業における国内の麦価改定に伴う小麦粉価格改定や加工食..

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TACは調整一巡、24年3月期2桁営業増益予想

 TAC<4319>(東証スタンダード)は「資格の学校」運営を主力として、出版事業や人材事業も展開している。中期成長に向けて、主力の教育事業では事業環境変化に対応した新サービスの提供、出版事業では新規領域への展開、人材事業では医療事務関連の子会社を統合してサービス向上と業務効率性向上を推進している。24年3月期は2桁営業増益予想としている。個人教育事業の早期回復、新たな事業領域への挑戦、株価資産倍率(PBR)改善施策などに取り組む方針だ。積極的な事業展開で収益回復を期待したい..

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松田産業は反発の動き、24年3月期減収減益予想だが保守的

 松田産業<7456>(東証プライム)は、貴金属・環境・食品分野のソリューション提供企業として貴金属関連事業および食品関連事業を展開している。成長に向けた基本方針として、積極投資継続による収益基盤強化と新規収益源創出、持続的成長を加速させる経営基盤の強化、ESG経営の推進による企業価値向上を掲げている。24年3月期は減収減益予想としている。貴金属関連事業では半導体・電子デバイス分野の生産低下に伴う取扱量減少、食品関連事業では物流コスト上昇などを見込んでいる。ただし保守的な印象..