2023年06月一覧

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三菱自動車とヤマダHDが続伸、7月からヤマダデンキで三菱製EVを販売、好感買い先行

■まずは都内5店舗で法人向けから開始だが全国展開に期待強い 三菱自動車工業<7211>(東証プライム)は6月29日、続伸基調で始まり、取引開始後は497.0円(8.6円高)まで上げ、出直りを強めている。ヤマダHD(ヤマダホールディングス)<9831>(東証プライム)が「7月から三菱自動車の電気自動車(EV)を販売する」(日本経済新聞6月29日付・朝刊)と伝えられ、注目されている。ヤマダHDも続伸基調で始まり6月19日以来の430円台回復となっている。 ヤマダHDの三菱製EV販..

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日本航空が連日高値、円安を受け海外観光客の増加期待など強い、ANAも高値更新

■対ユーロでも欧州の7月利上げ観測は円安要因に 日本航空<9201>(東証プライム)は6月29日、一段高で始まり、取引開始後は3190.0円(15.0円高)まで上げ、2020年以来の高値を2日続けて更新している。脱コロナによる需要回復期待に加え、円安の再燃を受けて海外からの観光客の増加期待が加わっていると見られている。ANAホールディングス<9202>(東証プライム)も高値に進んでいる。 円相場は29日朝の取引が1ドル144円40銭前後で本格化し、前日比30銭前後の円安となっ..

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神鋼商事は戻り高値圏、24年3月期減益予想だが上振れ余地

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は、KOBELCO(神戸製鋼グループ)の中核商社として鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などに展開している。成長戦略としては、重点分野と位置付けているEV・自動車軽量化関連および資源循環型ビジネス関連の拡大を推進するとともに、サステナビリティ経営も強化している。24年3月期は鋼材取扱量減少や販管費増加などで減益予想としている。ただし保守的な印象が強く会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろ..

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加賀電子は上値試す、24年3月期減益予想だが25年3月期成長回復シナリオ

 加賀電子<8154>(東証プライム)は独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。半導体・電子部品・情報機器等の商社ビジネス、および電装基板製造受託のEMSビジネスを展開し、成長に向けて収益力の強化、経営基盤の強化、新規事業の創出、SDGs経営を推進している。24年3月期は減収減益予想としている。コロナ禍における需要増からの反動や顧客の在庫調整の影響で一時的な需要減退を見込んでいる。ただし中期経営計画最終年度25年3月期営業利益目標を大幅に引き上げている。25年3月期は成長..