2023年05月一覧

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日本エム・ディ・エムは23年3月期減益、24年3月期は増益予想

(決算速報) 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は4月28日取引時間終了後に23年3月期連結業績を発表した。売上面はコロナ禍の影響が和らいで2桁増収だが、利益面は為替の円安影響、人件費や支払手数料の増加などで減益だった。概ね計画水準で着地した。24年3月期は日本および米国における症例数の増加や、円安影響の一巡などで増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は戻り一服となってモミ合う形だが調整一巡感を強めている。24年3月期増益予想を評価し..

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JSPは23年3月期が減益着地だが、24年3月期は大幅増益予想

(決算速報) JSP<7942>(東証プライム)は4月28日取引時間終了後に23年3月期連結業績を発表した。需要が概ね堅調に推移し、製品価格改定も寄与して2桁増収だったが、期前半に製品価格改定が遅れた影響で原材料価格・ユーティリティコスト高騰の影響をカバーできず減益だった。ただし概ね計画水準で着地した。24年3月期は需要が堅調に推移して増収、製品価格改定の進展も寄与して大幅増益予想としている。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は3月の年初来高値圏から反落したが、調整一..

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インフォマートは23年12月期2Q累計予想を上方修正、通期も上振れの可能性

(決算速報) インフォマート<2492>(東証プライム)は4月28日取引時間終了後に23年12月期第1四半期連結業績を発表した。前年同期比では先行投資の影響で減益だったが、利用企業数が順調に増加して売上高が計画を上回る大幅増収となり、販管費も計画を下回ったため第2四半期累計予想を上方修正した。通期予想は据え置いたが上振れの可能性が高いだろう。積極投資の成果で中期的に収益拡大を期待したい。株価は安値圏でモミ合う形だが下値固め完了感を強めている。上方修正を評価して出直りを期待した..

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ファンデリーは23年3月期営業・経常赤字拡大、24年3月期は黒字転換予想

(決算速報) ファンデリー<3137>(東証グロース)は4月28日取引時間終了後に23年3月期業績(非連結)を発表した。計画を下回り減収、営業・経常赤字拡大して着地した。コロナ禍の影響などで売上回復が遅れた。当期純利益は減損損失が一巡して赤字縮小した。24年3月期は販管費が増加するものの、売上回復などで増収・黒字転換予想としている。コロナ禍影響の緩和や積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。株価は急伸して底放れの動きを強めている。24年3月期黒字転換予想も評価して出直りを..

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加賀電子は上値試す、24年3月期も収益拡大基調

 加賀電子<8154>(東証プライム)は独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。半導体・電子部品・情報機器等の商社ビジネス、および電装基板製造受託のEMSビジネスを展開し、さらなる成長に向けて収益力の強化、経営基盤の強化、新規事業の創出、SDGs経営を推進している。23年3月期は大幅増収増益・増配予想としている。主力の電子部品事業が伸長し、販売ミックス良化に伴う売上総利益率向上なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で24年3月期も収益拡大基調だろう。株価は3月の上場来高..

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インテリジェントウェイブは下値固め完了、23年6月期大幅増収増益予想で収益拡大基調

 インテリジェントウェイブ<4847>(東証プライム)はシステムソリューションを展開している。高度な専門性が要求されるクレジットカード決済のフロント業務関連分野に強みを持ち、収益力向上に向けてクラウドサービスを中心としたストックビジネスへの転換も推進している。さらに、決済・金融・セキュリティ分野を含む企業のビジネスリライアビリティを支えるITサービス会社を目指している。23年4月には休暇制度の新設および改定を実施し、社員の「働きやすさ」と「自律的なキャリア形成」を支援するため..

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シナネンホールディングスは上値試す、24年3月期収益改善期待

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は脱炭素社会を見据えるグローバル総合エネルギーサービス企業グループである。成長戦略としてシェアサイクル事業・再生可能エネルギー事業・新規事業への戦略投資を推進し、サステナビリティ経営も推進している。23年3月期は先行投資なども影響して減益予想だが、積極的な事業展開で24年3月期の収益改善を期待したい。株価は急反発して戻り歩調だ。低PBRも評価材料であり、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。なお5月12日に..

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TDKが年初来の高値を更新、今期業績予想など好感され買い気配で始まる

■為替前提は1ドル130円、1ユーロ142円、すでに差益圏 TDK<6762>(東証プライム)は5月1日、買い気配のあと5%高の4900円(225円高)で始まり、約2ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。28日の15時に発表した2023年3月期の連結決算(IFRS)は税引前利益や当期利益が減益だったが、今期・24年3月期の予想を2ケタの伸び率とし、期待が再燃している。今期の配当予想も年間116円(前期比10円増)の予定とした。 23年3月期の連結税引前利益は前期比3.1%減だ..

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日経平均は201円高で始まり昨年1月以来の2万9000円台、為替は円安。前週末のNY株はダウ272ドル高

 5月1日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が201円61銭高(2万9058円05銭)で始まった。2万9000円台は2022年1月以来。円相場は対ドルで136円台に入り、対ユーロで150円台に入っている。 前週末のNY株式はダウが272.00ドル高(3万4098.16ドル)と2日続伸し、、NASDAQ総合指数は3日続伸、SP500種も2日続伸。半導体株指数SOXも上げた。4月のシカゴ地区購買部協会景気指数などが好感された。 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は..