2023年02月一覧

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三菱製紙は2日ぶりに昨年来の高値を更新、業績回復に加え「低PBR企業、東証がテコ入れ」も注目要因に

■PBR1倍未満、収益改善策や自社株買いなどに期待強まる 三菱製紙<3864>(東証プライム)は2月24日、次第高となって反発幅を広げ、午前9時30分にかけて6%高の339円(20円高)まで上げて2日ぶりに昨年来の高値を更新している。2月中旬に業績予想の増額修正などを発表し、今期は各利益とも黒字化する見通しに加え、PBR(株価純資産倍率)は0.2倍台。1月下旬、「低PBR企業、東証がテコ入れ」(日本経済新聞1月27日付朝刊)と伝えられて以降、PBRが1倍未満(株価が企業の解散..

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神鋼商事は高値更新の展開、23年3月期3Q累計大幅増収増益で通期再上振れの可能性

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器を扱う商社である。KOBELCO(神戸製鋼グループ)の中核商社として、EV・自動車軽量化関連や資源循環型ビジネス関連を推進するとともに、サステナビリティ経営も推進している。2月20日には光変換光合成促進農法社への資本参加と業務提携を発表した。開発投資と位置付けて、新領域となる農業分野への足掛かりとする方針だ。23年3月期第3四半期累計は鉄鋼や鉄鋼原料を中心とする価格上昇効果が牽引し..

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ヒーハイストは煮詰まり感、23年3月期減益予想だが24年3月期収益改善期待

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。成長戦略として「スマート生産プロジェクト」の一環とする設備投資や開発投資を推進している。23年3月期第3四半期累計は、中国ロックダウン影響による販売減少や原材料調達遅延による生産高減少などで減収減益だった。そして通期も減収減益予想としている。ただし、中長期的には直動機器の需要拡大が予想されるため「スマート生産プロジ..

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ゼリア新薬工業は戻り試す、23年3月期2桁増収増益予想、さらに上振れの可能性

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。医療用医薬品事業ではアサコール高用量製剤の海外販売国拡大、フェインジェクトやエントコートの市場浸透、ティロッツ社(スイス)の営業体制強化、コンシューマーヘルスケア事業では既存主力製品に次ぐ製品群の育成、西洋ハーブ剤など特徴ある製品群の市場認知度向上による事業拡大を推進している。23年3月期第3四半期累計は医療用医薬品事業の海外の好調..