2023年01月一覧

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加賀電子は上値試す、23年3月期は3回目の上振れの可能性

 加賀電子<8154>(東証プライム)は独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。半導体・電子部品・情報機器等の商社ビジネス、および電装基板製造受託のEMSビジネスを展開し、さらなる成長に向けて収益力の強化、経営基盤の強化、新規事業の創出、SDGs経営を推進している。1月26日にはAIによる電力コスト削減システムの販売開始をリリースしている。23年3月期は電子部品事業が伸長して大幅増収増益予想(22年11月8日付で2回目の上方修正)としている。第2四半期累計の好調を勘案すれ..

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ティムコは利益確定売り一巡、23年11月期大幅営業・経常増益予想

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は、フィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品分野ではフライフィッシングのパイオニアであり、アウトドア用品分野ではオリジナル衣料ブランド「Foxfire」を主力としている。22年11月期は2桁増収で黒字転換した。フィッシング事業では屋外アクティビティとして注目された釣り需要が平常に復したが、アウトドア事業が行動制限の緩和で好調に推移し、返品率改善なども寄与した。そして23年11月期は大幅営業..

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マーチャント・バンカーズはモミ合い煮詰まり感、NFTやバイオに積極展開

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)はマーチャント・バンキング事業として不動産・企業投資関連などを展開し、成長ドライバーとしてNFTなどのブロックチェーン関連事業や医療・健康などのバイオテック関連事業に積極展開している。1月23日には「マーチャントマン 誰でもわかる開運・道徳本」が2月15日に幻冬舎より発売されるとリリースした。23年3月期は大幅増益予想としている。そして1月10日には中期経営計画の現状と24年3月期増収増益に向けての施策をリリースした。..

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ケンコーマヨネーズは反発の動き、23年3月期営業・経常減益予想だが24年3月期収益回復期待

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はマヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品やサラダ・総菜分野へと領域を拡大し、4つのテーマ(BtoBtoC、イノベーション、構造改革、グローバル)およびサステナビリティ方針に取り組んでいる。1月25日には高病原性鳥インフルエンザによる鶏卵相場の高騰および原料卵不足への対応策として、たまご製品の価格改定、販売数量制限および一部商品休売を発表した。また1月27日には23年春夏向け新商品を発表した。日本国内や世界へ食の楽しさと可能..

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LibWorkは下値固め完了、23年6月期増収増益予想

 LibWork<1431>(東証グロース)は熊本県を地盤として九州圏および首都圏に展開する注文住宅メーカーである。デジタルマーケティングによる独自の集客手法を特徴として、全国展開、住宅版SPAモデルへの進化、さらにSDGsへの取り組みを強化している。23年6月期は一部建築用地における建築工程遅れや、建築資材価格上昇による売上総利益率低下などがマイナス要因となるが、増収増益予想としている。戸建住宅事業の22年10月~12月受注棟数は前年比118%、受注金額は118%と順調だっ..

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エーザイは値上がりスタート、アルツハイマー病治療薬候補の優先審査品目指定に注目再燃

■朝、「抗アミロイドβプロトフィブリル抗体「レカネマブ」日本で指定と発表 エーザイ<4523>(東証プライム)は1月30日、持ち直して始まり、取引開始後は8204円(55円高)まで上げ、小幅だが出直り基調となっている。朝8時30分、「抗アミロイドβプロトフィブリル抗体「レカネマブ」について、日本において優先審査品目に指定」と発表し、注目が再燃した。日本の優先審査は、重篤な疾病で医療上の有用性が高いと認められた新薬等に与えられ、総審査期間の目標が短縮されるという。 発表によると..

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日経平均は2円高で始まる、為替は円高、NY株はダウ28ドル高と6日続伸しS&P500とNASDAQは2日続伸

 1月30日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が2円21銭高(2万7384円77銭)で始まった。円相場は20銭前後円高の1ドル129円80銭前後となっている。 NY株式はダウが28.67ドル高(3万3978.08ドル)と6日続伸し、S&P500種とNASDAQ総合指数は2日続伸。米国の金融政策決定会合FOMC(連邦公開市場委員会)は1月31日から2月1日に開催される予定。0.25%の利上げが予想され、声明しだいでは焦点が一連の利上げの収束する時期に移るとみられている。 CME..

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【株式市場特集】再利用(リユース)、再資源化(リサイクル)、ごみ減量化(リデュース)の「3R」関連株

 「失われた20年」のトラウマが甦り、またまた生活防衛意識、節約志向の出番となることは想像に難くない。株式市場では、すでにこれを先取りしたような動きが出ている。昨年年末から今年年初に掛けて業績を上方修正した銘柄が特異的に多いセクターがあってやや動意付いたののである。再利用(リユース)、再資源化(リサイクル)、ごみ減量化(リデュース)の「3R」関連株がそれで、その「R」の対象がブランド品、自動車、マンションなど多彩なのである。 この生活防衛意識・節約志向は、マイナーではなくメジ..

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【どう見るこの相場】「どうする家計」で生活防衛・節約志向の「3R」関連株に大手を振るってのSDGs投資も一法

 NHKの大河ドラマのタイトル風に表現すれば、「どうする東彦」だろうか?日本銀行の黒田東彦総裁が、「前門の虎 後門の狼」と攻められているようにみえるからだ。前門には、今年1月の東京都区部の消費者物価が、前年同月比4.3%上昇と続伸し、41年8カ月ぶりの高水準になったことが控えている。後門には、異次元金融緩和策の修正を提案したIMF(国際通貨基金)が待ち構えている。異次元緩和策の副作用が、問題視されているのである。しかも、これにどう対処するか残された時間は、黒田総裁の任期満了の..