2023年01月一覧

NO IMAGE

東洋水産が出直り強める、1月末に四半期決算発表を控え価格改定効果などに期待強い

■第2四半期(4~9月)は海外即席麺が牽引し過去最高の売上高 東洋水産<2875>(東証プライム)は1月25日、5100円(80円高)で始まった後5190円(170円高)まで上げ、一段と出直りを強めている。1月17日に「マルちゃん生めん・チルド商品」などの価格改定を発表(「マルちゃん市販用・業務用冷凍食品」「マルちゃん加工食品」は一部改定)し、昨年6月に続く改定。第3四半期決算の発表は1月31日頃の予定のため、価格改定効果などに期待が強いとの見方が出ている。 第2四半期連結決..

NO IMAGE

【どう見るこの株】セントラル総合開発は23年3月期2桁増益予想で中期成長も期待

 セントラル総合開発<3238>(東証スタンダード)は、ファミリータイプの自社ブランド分譲マンション「クレア」シリーズを主力に、不動産販売事業および不動産賃貸・管理事業を展開している。2030年に向けた長期経営計画では、住まい・まちづくり・くらしに重要な役割を担うマンションデベロッパーとして、実需への対応、対象エリアの拡大、SDGsの視点を踏まえながら、持続的な成長を実現することを目指している。23年3月期は分譲マンションの販売契約が順調に進捗して増収・2桁増益予想としている..

NO IMAGE

ミロク情報サービスはモミ合い上放れ、23年3月期は再上振れの可能性

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトを主力として、ERPソリューションとデジタルマーケティングを融合した統合型DXプラットフォームの構築を目指している。1月18日には、CSR活動の一環として第20回新宿シティハーフマラソン・区民健康マラソン(1月29日開催)に協賛するとリリースしている。23年3月期は大幅営業・経常増益予想(純利益は前期特別利益の反動で減益予想)としている。先行投資で費用が増加するが、新規顧客開拓などで主力のERP製品が好調に推移..

NO IMAGE

カナモトは調整一巡して上値試す、23年10月期増収増益予想で収益拡大基調

 カナモト<9678>(東証プライム)は建設機械レンタルの大手である。成長戦略として国内営業基盤拡充、海外展開、内部オペレーション最適化によるレンタルビジネスの収益力向上を推進するとともに、環境対策機への資産シフトなどサステナビリティを意識した取り組みも強化している。23年10月期は需要回復などで増収増益予想としている。災害復旧・防減災・老朽化インフラ更新など国土強靭化関連工事で需要が堅調であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は利益確定売りや地合い悪化の影響で22..

NO IMAGE

京写は急反発の動き、23年3月期大幅増益予想

 京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーで、片面プリント配線板については世界最大の生産量を誇っている。中期成長に向けて6つの重点戦略(グローバル生産・販売戦略、企業間連携戦略、効率化戦略、技術戦略、財務戦略、人財戦略)を推進し、独自のスクリーン印刷技術を活用してグローバルニッチトップメーカーを目指すとしている。23年3月期は受注が回復基調であり、ベトナム子会社の生産拡大も寄与して大幅増益予想としている。収益拡大基調を期待したい。株価は地合い悪化も影..

NO IMAGE

綿半ホールディングスは戻り試す、23年3月期大幅営業増益予想

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は、ホームセンター中心の小売事業、および建設事業、貿易事業を展開し、中期経営計画では「地域に寄り添い地域と共に新しい価値を創造する」を掲げている。1月12日には「綿半名物 海賊カレー」が全国スーパーマーケット協会主催「お弁当・お惣菜大賞2023」に入選したとリリースしている。23年3月期は建設事業の順調な工事進捗が牽引し、小売事業も堅調に推移して大幅営業増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化..

NO IMAGE

アルコニックスはモミ合い上放れ、23年3月期減益予想だが上振れ余地

 アルコニックス<3036>(東証プライム)は非鉄金属、電子材料、金属加工部品などを取り扱う商社で、商社機能と製造業を融合する「非鉄金属の総合企業」を目指している。23年3月期は生産・出荷の一時的な落ち込みなど事業環境の不透明感を考慮して減益予想としている。ただし第2四半期累計の進捗率が高水準だったことを勘案すれば、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して上値が重く小幅レンジでモミ合う形だったが、調整一巡して上放れ..